粉砕・攪拌(かくはん)・練り玉

原料を微細に粉砕し、十分に攪拌させた後、銘柄ごとに調合された香料を加え温湯で練り上げます。
それを練り玉と呼ばれる直系30cm長さ約40cmの円筒形にします。

盆切り・整形

巣金と呼ばれるジョウロ状の穴から線状に65〜75本押し通し、盆板といわれる板に受けます。
それを、盆板のお線香を干し板と呼ばれる板に隙間なく並べ、適寸に切り揃えます。

乾燥

お線香は乾燥場に置かれ一週間から10日の日数をかけてゆっくり自然乾燥させます。

結束

十分に乾燥したところで、
一束一束丁寧に結束していきます。

包装

結束後、熟成期間をおいて包装します。

製品完成〜出荷

完成したお香を取扱店、
皆様のお手元に出荷いたします。

※なお、上記のような工程は現在では多くの部分がオートメーション化され近代的な製法に移行しております。